ファーストタッチのうまくなる方法

先日、ファーストタッチのタイミングがとれないということを書いたが、あれこれ考えているうちに、ふと、サイドステップと同じではないかと思った。
リズム、感覚的には、ケンケンパなんだがなーなどと思っていた。でも、これができるからといって、トラップ、ファーストタッチができるわけでもないなーとも。

それがあるとき、というか、ここ最近、子供たちにボール感覚を教えるためにクーバーコーチングの動画をみて、自分なりに練習をしていて、『あれ、この感覚、このボールタッチはトラップと同じだな』と思ったのである。

また、今日も柏2中諸君といっしょに練習をしていて、もっともボールタッチがやわらかい子からクーバーコーチングのボールテクニックのようなものを『コーチ、これできる?』などと言われて、必死になって練習していたのである。

そして、ついにファーストタッチのタイミングをうまくなる方法を思いついたのである。

左右にボールをおき、ボールタッチと同じ要領で、サイドステップをして、ボールタッチ。これを交互にやる。
いうなれば、リトルジャンプをして、ボールタッチ。こんな感じでしょうか。

右足でトラップするなら、両足でジャンプし、左足から着地して、右足でボールタッチ。

是非、みなさんも試してほしい。

それから、右足ぼーる保持から、足裏で左にボールを転がし、左足でボールを止める。
これを交互にやる。
これも似た感覚がある。

昨日、スペイン対ロシアをテレビ観戦したが、よかったです。スペインのサッカーは日本のめざすべきサッカーです。答えがここにあるように思った。ボールタッチにやわらかさ、一人一人の距離感、バランス感覚、パススピードの早さ、スペースの使い方、個人の戦術の高さ、ほれぼれします。

これまで、オランダがいいなと思っていたのですが、スペインへ変更です。(笑い)

わたしは、小さいころ(小学生の1,2年のうち)から、戦術的にサッカーを理解させようと努力しています。
(わたしの考えをおしつけようとは思っていませんが、考え方、プロセスを理解してほしいと思っている)
この子らが大きくなったときにどうなるか。楽しみです。

そして、大人になっても、おじいさんになっても、いっしょにサッカーをやりたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ファーストタッチ

先日、フィーストタッチのACミランクリニクの動画を紹介した。
実際おこなってみた。中学生、6年生、4年生、2年生に、リトルジャンプの説明をし、やらせてみた。
中学生、小学6年生は瞬時に習得してしまった。かなり、効果がたかい。コツをつかんだらしく、右左、前後、とも、ファイーストタッチでむけるようになった。自信を深めたようで、ボールをもらうときの体の向きも自然とできるようになっていた。無理なくできるため、身についているようである。
ところが、4年生のサッカー初心者と2年生は、簡単にはできなかった。
よく観察すると、ボールがきたときに、タイミングよく、あわせることができないようである。細かくみていくと、ボールが来た瞬間、ジャンプしたあと、落ち際に、足でボールをとらえることができないようである。
(例えば、右足でボールを捕らえるときは、両足でジャンプし、軸足(左足)が先に地面に着地し、右足でボールを捕らえる)これかできない。

空間認知力がないためと、左右の足のボールタッチのタイミングがとれないためかなと思い、ボールキャッチとポンポンとジャンプしながらボールを左右に転がすことをやらせてみた。
案の定、できなかった。
また、止めたボールをタイミングよく、キックできるか?やらせてみた。
やっぱり、できない。
ファーストタッチ、つまりトラップするには、どういうことが必要なのか、よくわかった。
特に小学2年生には、空間認知力が非常に重要だということがわかった。
(半分はできているのだが、残り半分ができない)
これまでも小学2年生には、ボールをなげてキャッチや二人組みでボールキャッチなどやってきたが、みんなができるまで、徹底的にやらなければ、ならないようだ。
また、キックもそうだが、ケンケンパーのようなちょっとためをつくるというリズムをとることができないようである。
これまで、止める技術は、繰り返し練習し、回数をこなすしか、習得できないものだと思っていたのだが、そうでもないようである。
わたしにとっては非常に良い発見であった。

ここでさらに、ファーストタッチについて、わたしの考えについて述べておく、ファーストタッチには2種類あると考えている。一つは、軸足の位置が変わらない。いわゆるトラップ。もう一つは、ボールに対して、踏み込んで、スピードをつけて、ボールタッチすることである。(つまり、次の動作へ速く移るためのトラップ)

現代サッカーはスピードを要求され、狭いスペースでの判断スピードや次の動作へのスピードが重要だからである。
わたしの練習メニューに、止める蹴るのシンプルなものがあるが、状況判断を伴うものにし、使い分けられるようにしている。子供たちにも細かく、スペースの使い方について判断を要求している。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ためをつくるを意味

一口にためをつくるといっても、サッカーの場合においてはいろいろな意味があるので、説明してみたい。サッカー小僧さんの答えになっていれば、よいのだが。
まず、テクニック的な側面からいうと、フェイントの一種として、ためをつくることは非常に効果的である。シュートを打つとき、一瞬ためてから、うつとキーパーはタイミングをはずされてしまう。また、パスをする際も、同じところに出すにしても、直接的なら、ディフェンスに読まれてしまうので、間をおいたり、パスをする方向とは逆に向いてからだしたり、一回転してからだしたり、するとよい。また、裏にだすスルーパスも、オープンにすぐ出すのではなくて、横ドリブルして、DFをひきつけてから、だすのも効果的だ。何でもそうなのかも知れないが、一呼吸、一工夫してから、シュートなり、パスなりをするのはその人の味付けであったり、クリエイティブなのだろうと思う。そういう意味で非常に重要である。
次に戦術的な意味では、わたしはボードを使って説明しているが、コンパクトなサッカーをするために、中盤にスペースを与えないためである。DFラインでボール回しをしたあと、すぐにカウンターでせめてしまうとボランチとセンターバックにスペースができてしまうので、FWとMFがパス交換をして、その間にラインを押し上げるのである。また、サイド攻撃を4バックのサイドバックがする場合、時間的な余裕やスペースがないと、なかなか参加できない。そのため、逆サイドでボールをためてから、展開すると効果てきである。
サッカーをするとき、すぐにゴール、シュートと考えずに、また、ゴール前にボールをあげて、あとなんとかしてとか、相手のミス待ちのサッカーをするのではなく、あわてずさわがず、相手のすきをみつけて、そこからくずしてほしものである。
次に、相手の攻めが厚く、DFラインが下げられ、守りに集中しているときは、FWと中盤にスペースができる。さあこれから、攻撃というとき、FWは裏のスペースに一発でカウンターを仕掛けると言うのも、ひとつあるが、ポストをして、ボールキープすることも重要である。この場合もMFのサポートがあるまで、また、2列目がFWを追い抜くまで、ポストするなり、パスでつなぐなりして、時間をかせがないと次の厚みのある攻撃ができないからである。
ためをつくるというのは、単にボールキープすることを意味するのではなく、チームとして、どう効果的に攻めるのか、また、カウンターに備えてどう守るのか、スペースを消しながら、どう攻撃していくのか、攻守のバランスをとりながらどうサッカーを作っていくのか、そういうことなのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)